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産業廃棄物として出す

オフィスで出たデスクや事務椅子、ロッカーなどの家具は基本的に産業廃棄物の扱いとなりますので、自治体の粗大ごみとして処分することはできません。自社で処分するのが難しい場合は、産業廃棄物処理業者に依頼すればオフィス家具をまとめて処分できます。

ただし、一度に大量のオフィス家具を処分する場合は、費用が高くついてしまう場合もあります。トラブルを防ぐためにも、産業廃棄物処理の許可証を得ている業者に依頼するようにしましょう。

各自治体の粗大ごみとして出す

一部の自治体では、オフィスのごみ処理を受け付けているところがあります。個人事業主など、個人のオフィスで使用していた椅子やデスクであれば粗大ごみとして出せるかもしれません。すべての自治体で受け付けているわけではありませんので、事前にオフィスがある市区町村の自治体に問い合わせましょう。

なお、処分の際は指定された場所まで自分でごみを運ぶ必要があります。粗大ごみ処理券を事前に購入する、収集時間を指定できないなど専門業者に比べて不便な点もありますので、それらを理解した上で依頼しましょう。

買取業者へ買取に出す

まだ使えるオフィス家具の処分方法として注目されているのが、買取業者に買い取ってもらう方法です。オフィス家具買取業者は出張買取に対応しているケースがほとんどです。指定の場所まで買取業者が引き取りに来てくれるため、オフィスの移転や改装で忙しい場合に重宝します。搬出作業も業者が対応してくれるので、手間もかかりません。

不要なオフィス家具を現金化できるため、費用を少しでも抑えたい方は買取に出す方法がおすすめです。

状態の良さ・使用年数

状態が綺麗で使用年数が短いオフィス家具は高値で売れる可能性があります。傷や汚れが少ない家具は再販しやすいと判断し、高値をつけるケースが多いのです。

鍵や付属品がなかったり、天板に傷がついていたり、色あせていたりする家具は再販が難しいと判断され、買い取ってもらえない場合があります。また、買取可能な家具でも修繕やクリーニングが必要となる場合は、そのコストを業者側が負担することになるため、査定額が下がることもあります。

買取数の多さ

オフィス家具は1点だけ売るよりも、まとめて複数の家具を売却したほうが高値がつくことが多いです。出張買取の場合は人件費や交通費などもかかるため、少数の買取は業者によってコストパフォーマンスが良くありません。

買取点数が少ないと業者が得られる利益も少なくなるので、査定額が下がってしまうことがあるのです。高額査定を狙う場合は、1点ずつではなくまとめて一度に売るのがおすすめです。

メーカー・ブランド

人気メーカーやブランドのオフィス家具も高値が付きやすいです。国内メーカーであればオカムラ、コクヨ、イトーキなどの家具がよく売れる傾向にあります。海外メーカーではアメリカのオフィス家具メーカーであるハーマンミラー、ドイツの老舗家具メーカーであるウィルクハーンなどの家具が比較的高値が付きやすいです。