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買取可能かどうかは業者次第

結論から述べると、使用済みの茶碗やお皿などの買取が可能かどうかは業者次第です。未使用品や新品でなくても査定してくれるところもあれば、査定の品物として対象外としているところもあります。そのため、飲食店閉店などで店舗の茶碗やお皿を手放したい場合には、直接業者に問い合わせるのがおすすめです。

ブランドものは需要あり

ブランドの洋食器は買い手のニーズがあるため、価値が評価されやすい傾向にあります。ブランドのものだからこその風合いや上品さ、デザイン、色味などの特徴が査定に反映されるのです。この他にも、有名な作家や産地で生まれた和食器も、海外の日本食ブームの影響で需要が高まっています。茶碗や湯呑、汁椀、箸置き、小皿や豆皿など不要になった和食器があれば、査定に出してみる価値があるでしょう。

ノーブランドのものは価値が高くない

残念ながらノーブランドの商品は価値が高くなく、買取の対象としていない業者もあります。そのため査定に持って行ったとしても、依頼を断られてしまうことがあるでしょう。しかし、中にはノーブランド品であっても、保存状態がよい場合やまとめて大量に査定に出す場合などは受け付けてくれる業者がいるため、問い合わせてみることをおすすめします。

なぜ使用済みでも買取可能なのか

「使用済みなのになぜ買取可能なのか」と疑問に思っている方も多いかもしれません。使用済みの商品の買取業者は海外市場の開拓販路を有している場合が多く、商品をアフリカなどの国にリユース品として提供しています。また、うどんや寿司など和食が健康食として海外で人気となっており、日本食と相性のよい和食器は特に需要が伸びています。このように、使用済みであっても海外へ輸送され、新たな場所で使われ続けているケースもあります。

注意点

こちらでは、中古食器の査定の注意点についてご紹介します。

・箱や付属品はセットが理想

箱や付属品は残しておくと、査定の際に役立ちます。専用の箱や付属品があれば、セットで査定に出すと価格がアップしやすくなります。業者の中には、付属品が欠けている、あるいは箱がないだけで査定不可となる場合もあれば、箱や付属品がなくても査定可能となるケースもあるため、業者に直接確認できると安心です。

・汚れを取るために硬いものでこすらない

少しでも高値で買い取ってもらおうと、綺麗な状態で査定に出したいと考える方も多いはずです。しかし、頑固な汚れを落とすためにたわしなど硬いものでこすってしまうと、かえって商品に傷をつけてしまう場合があります。汚れを取る際にはスポンジや布など、摩擦による傷がつきにくいもので洗うようにするのがおすすめです。どうしても汚れがとれない場合には、無理に摩擦で傷をつけて価値を下げるより、そのままで出したほうがよい場合もあります。