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買取業者の種類

業者の種類は大きく分けると以下の3つです。

厨房機器買取専門店は、そのジャンルに詳しい店舗スタッフが在籍しており、商品状態や市場需要に精通しているのが特徴です。精密かつ適正な査定が行われ、市場で需要が高い備品であれば高額買取が期待できます。ただし専門店では、厨房機器以外は買取不可とすることも少なくありません。

総合買取店は、厨房機器の他に家電や家具など、店舗備品の買取全般に対応している業者です。多少傷ついた厨房機器も買い取ってくれる可能性があり、ある程度の買取額が期待できます。

リサイクルショップは買取の他に、買い取った品の販売も行う業者です。再販する前提なので査定額は相場より低く、予想を下回る安値がつくことも少なくありません。

高値買取を狙う場合は、専門買取店か総合買取店を選ぶのがおすすめです。

確認すべきポイント1：費用

・査定費用

査定費用が発生すれば、厨房機器を買い取りに出しても余計なコストがかかります。多くのお店では査定費用は無料ですが、店舗まで出張して査定する場合は出張費用が発生するケースもみられます。買取費用を下げたいなら、査定費用も出張費用もかからない業者を探してみてください。

・解体費用

厨房機器のサイズや構造によっては、解体して搬出しなければならない場合があります。これらの作業が伴うと別途で作業費用が生じる可能性があるため、この費用についても確認が必要です。

確認すべきポイント2：買取実績

厨房機器の種類は多岐にわたり、中古市場で備品の需要もそれぞれ異なります。多くの実績を有している買取店では珍しい厨房機器でもより正確な査定ができ、適正価格での買取が実現します。買取店のホームページに実績が掲載されていることも多いので、必ず確かめておきたいポイントです。

また、買い取った厨房機器を再販する業者も多いので、広い販売ルートをもつ業者はスムーズに買取を承諾する傾向にあります。中でも独自の販売ルートを持っている業者は、他の業者では断られた備品の買取にも応じる可能性があるのです。

確認すべきポイント3：まとめ買取

複数の厨房機器を同時に買取できるかを確認しておくと安心です。複数買い取るとなるとそれなりの保管スペースが必要となるため、業者によっては断ることがあります。業者側もまとめて買い取れると備品が一式揃うので、高価買取につながることも少なくありません。

確認すべきポイント4：許可証

中古品の売買には「古物商許可証」が必要です。多くの場合、買取業者のホームページなどに古物商許可証の番号を掲載しています。各都道府県の公安委員会がホームページで公表している古物商届出一覧などで確認し、適当な番号ではないことを確認しておくと安心です。

また引き取った厨房機器を廃棄する業者は、「産業廃棄物処分業許可証」も必要です。こちらは各都道府県のホームページが公開している産業廃棄物処理業者名簿で確認できます。この許可を受けていない業者は引き取った品を不法投棄するおそれもあり、投棄した業者のみならずもとの品を保有していた側（排出事業者）も罰則の対象となるので注意が必要です。